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「もろい」はこう訳す

ハイキャリア編集部

あなたはどう訳す?通訳者も悩む日本語表現

会社の物流であったり、ITシステムであったり、「もろさ」や「脆弱性」が話題になることがあります。

(1) Vulnerable
Vulnerabilityが「脆弱性」の一番一般的な訳です。
【例文】
Our company’s IT system turned out to be more vulnerable than expected.
我社のITシステムは、想像以上に脆かった。
* V、L、Rという日本人が苦手とする発音が含まれていますので、何度も繰り返して練習しましょう。

(2) Brittle
硬いものでも、弾力性が欠けると簡単に壊れていまいます。逆に柔らかくても弾力性があると壊れにくいです。このように「壊れやすい」「砕けやすい」を意味するのがBrittle。それが転じて、経済や物流などにも使われます。
【例文】
Once the demand for pork increased, we learned how brittle our supply chain was.
豚肉の需要が増えると、どれだけサプライチェーンが脆弱か露呈された、
*カラメルとピーナッツを混ぜて作ったお菓子に、Brittleというものがありますが、これも簡単に割れるから。

(3) Fragile
郵便物等にFragileと書いてあったら、「壊れ物」の意味です。
【例文】
This is a fragile item, so please handle carefully.
壊れ物なので、取り扱いに注意してください。
*ものだけではなく、人の心などをFragileと表現することもあります。

 

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ハイキャリア編集部

テンナイン・コミュニケーション編集部です。
通訳、翻訳、英語教育に関する記事を幅広く発信していきます。

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