INTERPRETATION

第103回 「飾り立てた」

柴原早苗

すぐ使える英語表現

flowery (文体や話し方が)飾り立てた、美辞麗句を重ねた

Flowery speech sounds nice but it is better to use simple sentences.

飾り立てたスピーチは心地よく聞こえますが、シンプルな文章を使う方が良いですよ。

 そろそろ桜の開花が楽しみな季節となりましたね。ちなみに日本の国花は桜と菊です。イギリス(イングランド)はテューダー・ローズ、オランダはチューリップ、スイスはエーデルワイス、アメリカはバラだそうです。それぞれの国らしさが表れていますよね。一方、桜を県花としているところは京都府の「しだれ桜」と奈良県の「奈良八重桜」だそうです。

 さて、今回ご紹介するfloweryは名詞「花(flower)」から派生した形容詞です。「花のような、花模様の」という意味を持ちます。一方、「(文体や話し方が)美辞麗句を重ねた、飾り立てた」という比ゆ的な意味もあります。

 ところで本稿執筆に当たり私は毎回いろいろなサイトをのぞくのですが、今回とても興味深く活用したページがありました。辞書会社Merriam-Websterのホームページです。こちらは辞書サイトなのですが、単語を入力すると意味や類語、反意語などが出てきます。中でも面白かったのが「韻を踏む単語」を紹介していたことでした。Floweryと同じ韻を踏むのはcowrie(貝の一種。コヤスガイ、タカラガイ)やfloury(粉のような)なのだそうです。詩の執筆などに役立ちそうですね。興味がある方は以下にアクセスなさってください。

http://www.merriam-webster.com/dictionary/flowery

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記事を書いた人

柴原早苗

放送通訳者。獨協大学・順天堂大学非常勤講師。 上智大学卒業、ロンドン大学LSEにて修士号取得。 ロンドンのBBCワールド勤務を経て現在はCNNj、CBSイブニングニュースなどで放送通訳者として活躍中。 NHK「世界へ発信!ニュースで英語術」ウェブサイトの日本語訳・解説を担当。 ESAC(イーザック)英語学習アドバイザー資格制度マスター・アドバイザー。 通訳学校にて後進の指導にあたるほか、大学での英語学習アドバイザー経験も豊富。 著書に「通訳の仕事 始め方・稼ぎ方」(イカロス出版、2010年:共著)、「英検分野別ターゲット英検1級英作文問題」(旺文社、2014年:共著)。

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