INTERPRETATION

第246回 「ごちゃごちゃして、混乱して」

柴原早苗

すぐ使える英語表現

at sixes and sevens (ごちゃごちゃして、混乱して)
I was at sixes and sevens today, I forgot to bring my smartphone!
(今日はごちゃごちゃしていた。スマートフォンを持ってくるのを忘れてしまった!)

******

今回ご紹介する「ごちゃごちゃして、混乱して」を英語の口語表現でat sixes and sevensと言います。なぜこのフレーズが生まれたのかは定かではなく、おそらくサイコロゲームから来たのではと言われています。ただ、サイコロ一つの最大数は6ですので、もしかしたらサイコロ二つで行うゲームだったのかもしれませんね。

ところで私は日ごろからニュースの放送通訳をしているため、海外のテレビニュースに興味があります。特に注目するのは「番組のタイトル」。たとえばBBCであれば、”Six O’Clock News”や“News at Six”などの番組名ですし、アメリカのCBSは”CBS Evening News”、CNNなら”CNN Newsroom”という具合に、実にシンプルです。

一方、日本のニュースは”news every”や「首都圏ネットワーク」、「あさチャン!」など、独自の名前が付いています。でも考えてみれば、日本はお店の名前もそうですよね。凝った名前を付けるとおしゃれでスペシャルな(?)感じがします。そう考えると、日本の場合、ネーミングというのは消費者に訴える上でとても大きな要素を秘めているのでしょう。

・・・とふと思い出しました。日本語でも数字を使った表現です。「四の五の言わずに」(=あれこれ言わずに)がありましたね。

Written by

記事を書いた人

柴原早苗

放送通訳者。獨協大学非常勤講師。 上智大学卒業、ロンドン大学LSEにて修士号取得。 ロンドンのBBCワールド勤務を経て現在はCNNj、CBSイブニングニュースなどで放送通訳者として活躍中。 NHK「世界へ発信!ニュースで英語術」ウェブサイトの日本語訳・解説を担当。 ESAC(イーザック)英語学習アドバイザー資格制度マスター・アドバイザー。 通訳学校にて後進の指導にあたるほか、大学での英語学習アドバイザー経験も豊富。 著書に「通訳の仕事 始め方・稼ぎ方」(イカロス出版、2010年:共著)、「英検分野別ターゲット英検1級英作文問題」(旺文社、2014年:共著)。

END