INTERPRETATION

第30回 「『いいね!』を押してください」

柴原早苗

すぐ使える英語表現

Like us on Facebook フェイスブックの『いいね!』を押してください

Thank you for watching the show.Like us on Facebook now!

番組をご覧いただきありがとうございました。今すぐ、フェイスブックの『いいね!』ボタンを押してください

 もはや空前のフェイスブックブーム。ツイッターやフェイスブックなど、今や世界的な規模でSNSは人々に支持されています。フリーペーパー「R25」に経済コラムを連載中の門倉貴史氏によれば、日本では勤務時間中に1時間もSNSを利用する人がいるとのこと。ビジネスなどで重宝されているSNSですが、労働生産性も考慮する必要がありそうです。何しろ仕事中のSNSは、行き過ぎると年間2.3兆円の経済損失になるのだそうですから。

 さて、今回ご紹介するのは最近テレビやラジオ番組などのアナウンスで出てくるフレーズです。従来の英文法ではLike usのように、likeを文頭において命令形にすることはありませんでした。しかし今回の例文は直訳すると「フェイスブックで私たちのことを気に入ってね」というニュアンスを伴います。つまり、「『いいね!』ボタンを押してね」という意味になるのです。

 ちなみに日本語のフェイスブックでは「いいね!」には「!」マークがつきます。一方、英語版ではLikeだけであり、「!」マークはつきません。なお、「いいね!」ボタン左側にある親指を立てたジェスチャーは英語でthumbs-upと言い、賛成を表すポーズです。英語圏から派生したものですが、一部の文化圏では侮蔑的な意味を持ちますので使う際には注意が必要です。

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記事を書いた人

柴原早苗

放送通訳者。獨協大学・順天堂大学非常勤講師。 上智大学卒業、ロンドン大学LSEにて修士号取得。 ロンドンのBBCワールド勤務を経て現在はCNNj、CBSイブニングニュースなどで放送通訳者として活躍中。 NHK「世界へ発信!ニュースで英語術」ウェブサイトの日本語訳・解説を担当。 ESAC(イーザック)英語学習アドバイザー資格制度マスター・アドバイザー。 通訳学校にて後進の指導にあたるほか、大学での英語学習アドバイザー経験も豊富。 著書に「通訳の仕事 始め方・稼ぎ方」(イカロス出版、2010年:共著)、「英検分野別ターゲット英検1級英作文問題」(旺文社、2014年:共著)。

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