INTERPRETATION

第42回 「~まで話を進める」

柴原早苗

すぐ使える英語表現

fast forward to … ~まで話を進めると、~まで早送りする

Fast forward tothe present and our company has the largest market share in Japan.

現在まで話を進めると、弊社は日本で最大の市場シェアを有しております。

 今回ご紹介するのはfast forward to …という表現です。意味は「~まで話を進めると、~まで早送りする」というもので動詞として使われます。もともとはテープやCDなどのプレーヤーボタンのFF(fast-forward)、つまり早送りボタンから来たものです。

 この表現を使う際の状況としては、時系列順に話を進めているものの、少し省略して話を飛ばす場合などが挙げられます。上記例文であれば、過去のことを説明しつつ、間の部分を省き、現在に飛んで話を進めているという具合です。

 ちなみに「巻き戻しボタン」はfast-rewind buttonと言います。プレーヤーのボタンの上にあるFFは早送りボタン、FRは巻き戻しボタンなのですね。最近は▶▶や◀◀など、誰が見てもわかるような表示になっているのが興味深いところです。

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記事を書いた人

柴原早苗

放送通訳者。獨協大学・順天堂大学非常勤講師。 上智大学卒業、ロンドン大学LSEにて修士号取得。 ロンドンのBBCワールド勤務を経て現在はCNNj、CBSイブニングニュースなどで放送通訳者として活躍中。 NHK「世界へ発信!ニュースで英語術」ウェブサイトの日本語訳・解説を担当。 ESAC(イーザック)英語学習アドバイザー資格制度マスター・アドバイザー。 通訳学校にて後進の指導にあたるほか、大学での英語学習アドバイザー経験も豊富。 著書に「通訳の仕事 始め方・稼ぎ方」(イカロス出版、2010年:共著)、「英検分野別ターゲット英検1級英作文問題」(旺文社、2014年:共著)。

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