INTERPRETATION

第236回 「危うい立場にいる」

柴原早苗

すぐ使える英語表現

teeter (危うい立場にいる)
She was teetering on the brink of becoming bankrupt but luckily, her book became a bestseller.  (彼女は破産寸前という危うい立場にいましたが、幸いなことに本がベストセラーとなりました。)

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teeterはアメリカ英語の場合、遊具の「シーソー」を表します。一方、動詞では「倒れそうにふらふら歩く」「ぐらつく」といった語義を有します。上記の例文に出てくるteeter on the brink (またはedge) of … で「~の危機に瀕している」と訳すこともできます。

なお、teeterはドイツ語のzittern(震える)が語源となっています。一方、「シーソー」自体は他にもseesawがあります。遊具の他の単語もついでに調べてみると、jungle gym(ジャングル・ジム)、 monkey bars(うんてい)、swing(ブランコ)、slide(滑り台)、pull-up bars(鉄棒)などがありますよね。

ちなみにかつて暮らしていたロンドンの大学寮の隣にCoram’s Fieldsという児童公園がありました。その入り口に書かれていたのは”Coram’s Fields is not a public park and adults may only enter if accompanied by a child.”と出ていました。「子どもと一緒でないと入れない」という視点が面白いですよね。

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記事を書いた人

柴原早苗

放送通訳者。獨協大学非常勤講師。 上智大学卒業、ロンドン大学LSEにて修士号取得。 ロンドンのBBCワールド勤務を経て現在はCNNj、CBSイブニングニュースなどで放送通訳者として活躍中。 NHK「世界へ発信!ニュースで英語術」ウェブサイトの日本語訳・解説を担当。 ESAC(イーザック)英語学習アドバイザー資格制度マスター・アドバイザー。 通訳学校にて後進の指導にあたるほか、大学での英語学習アドバイザー経験も豊富。 著書に「通訳の仕事 始め方・稼ぎ方」(イカロス出版、2010年:共著)、「英検分野別ターゲット英検1級英作文問題」(旺文社、2014年:共著)。

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